読了のしるしか、奥付に「赤い点」が
今夜の我が家のサラダレタス・キャベツ・パプリカ・タマネギ頂き物のウミブドウコーン・シーチキン(鰹)
2025.7.14
図書館から借りる文庫本の奥付に、赤い点が記されているのに気付いたのは、しばらく前であった。なんだろうと見過ごしてきたが、どうやらシリーズものなどで、自分がどこまで読んだのか、しるしをつけているらしい。図書館の本棚にズラリと並んだシリーズもの、どこまで読んだか、とても覚えきれない。自分も同じ思いをすることがある。
しかし、いくら小さな印とはいえ、やってはいけないことだ。図書館所蔵の本は市民共有のもので、色々な書き込みや、記憶に留めるための覚えの線は、やってはならないのと同じことである。
中には、作者の明らかな誤記や、登場人物名の間違いなどを、親切心で指摘した書き込みも気付くが、それであっても書き込んではならないと思う。読者の中には、間違いを見つけることを楽しみにしている人もいるかもしれない(笑)。個人の所有物ではないのだから、出来るだけ汚さずに、返却するのがルールだと思う。
図書館窓口で指摘しようかと迷ったが、自分の読書に邪魔になる訳でもない。事を荒立てることもないかとも思う。ただ、前ブログ「かさぶた日録」では、波風を立てるのがブログの目的ではないと思い、発言を随分慎んできた。「かさぶた残日録」では、それも解禁して、自由に発言しようと決めていた。
この件についても、自分と読書傾向が似ているのか、あまりにも多くの本に見かけるので、言わずもがなながら、昨日、窓口で返却の本二冊で示して指摘しておいた。「鉛筆で隅にチェックしているのは時々見かけるが、鉛筆なら消せるけれども、これは消せるかねぇ。」消すこともよいが、何よりもマナー違反を調査して、本人に注意すべきである。
一方、図書館内のパソコンで、過去の借入実績を簡単に検索できるようにするサービスを作って、提供してみてはどうだろうか。既読かどうか確められれば、しるしする必要はなくなる。一考を望む。
コメント
コメントを投稿