26年前、智満寺の大イチョウ倒木のこと
2026.5.7 昨日で、小澤寛峰著「島田市北方の山々」を「自分古文書」として載せて来た。何だ、自分の古文書ではないではないかと、云われるかもしれないが、人生80年も過ごしてくると、自分の手元には他の方より頂いた文書がいくつか残っている。つまりこれらの文書は、自分が所持する古文書、略して「 自分古文書 」に他ならないのである。 さて、 「島田市北方の山々」には智満寺の大イチョウの話が出て来た。ネットで検索していると、何とイチョウについての、自分で書いた記録が出て来た。26年前には、自分は巨木を見て回る趣味が高じて「巨木巡礼」と名付けたホームページを持っていた。それが今も残されていて、見ることができるのである。その中に、突然に倒れてしまった智満寺の大イチョウを、翌日の新聞で読んで、その日に見に行った記録が載っていた。 (「巨木巡礼」で検索すれば、今でも当時のままの 「巨木巡礼」 のホームページが御覧いただけます。) その記録をここへ再録しよう。平成12年6月30日午後4時10分頃に、 智満寺の大イチョウは倒れた。 ************************************************************************ 訃報 「智満寺の大イチョウ」 平成12年7月1日 静岡新聞7月1日朝刊に次のような記事が載った。 「島田智満寺の県天然記念物 大イチョウが倒木」 という見出しで、 「三十日午後四時十分ごろ、島田市千葉、智満寺(北川靖豊住職)境内の県指定の天然記念物の大イチョウが根元から倒れた。北川住職によると同日の昼前から傾き始め、根の切れる鈍い音がしたことから参拝客を通行止めにしていたところ、幹回り七メートル、高さ三十メートルの大木が根の部分から倒れたという。倒木によるけが人はない。島田市博物館文化財係、ここ数日来の雨と風で木に負担がかかったことが原因とみている。大イチョウは推定樹齢三百年という老木で昭和三十一年に県の天然記念物に指定された。樹芯(しん)は朽ちていたが、枝ぶりは良かったという。」 記事を見て、なじみの巨木であったのでびっくりして、その日の午後、梅雨の晴れ間の暑い中を「智満寺の大イチョウ」 の最後の姿を見届けようと智満寺に女房と出かけた。 無残な姿であった。しかし、イチョウは人を傷付ける...