「蕉園渉筆」(漢文)を読む(20)油山
パソコンのある部屋のクーラーを入れ替える 2026.7.30 パソコンを置いている部屋のクーラーが壊れたので、入れ替えた。クーラーが値上がりするとかで、駆け込みで更新する人も多い と聞くが、これは最新式の省エネタイプで、いささか値が張ったが、夜はクーラーのない寝室に冷気を送るため、やや強力なものにした。効果のほどはどうだろうか。 「蕉園渉筆」解読の続きを少し載せる。 袋井の油山寺の名前の由来を始めて知った。 *********************************************************************** (原文) 油山 袋井駅、油山寺、後丘迸膏油、寺由名焉、 近邑人汲為燈油、近時一媼鬻之、 油絶不出、 傍有飛泉、汲以漑田、能免蝗患 (解読) 油山 袋井駅、油山寺、後丘 (こうきゅう) に膏油 (こうゆ) 迸 (ほとばし) る。寺の名の由(よし)。 近邑 (村) 人、燈油として汲む。近時、一媼 (おうな) これを鬻 (ひさ) ぐ。油絶えて出ず。 傍 (そば) に飛泉 (ひせん) あり。汲 (く) んで田に漑 (そそ) ぐ。能 (よ) く蝗患 (こうかん) を 免 (まぬが) る。 (語注) ※ 膏油(こうゆ)➔ 膏と油。物をみがいたり灯火用に使ったりする。「膏」は、粘性の強いあぶら。 ※ 媼(おうな)➔ 年をとった女性。 ※ 鬻ぐ(ひさぐ)➔ 売る。商いをする。 ※ 飛泉(ひせん)➔ 勢いよく噴出する泉。 ※ 蝗患(こうかん)➔ バッタ類の大量発生による災害。 ( 続く)