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「現首相は成田空港のようなもの」

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「現首相は成田空港のようなもの」 (ネットより借用)   2026.8.9 今朝、大学からの友人、M氏から携帯へ、一昨日電話があったことに気づいた。何しろ自慢で言うことではないが、自分のスマホは不携帯電話だから。時間が経ってしまったが、M氏に電話した。 用件は静岡在住の先輩のO氏の病状を、 中々直接には聞きづらいので、 聞きたかったようだ。治療中だが、元気そうで、今でも低山に登ったりしているようだと話したが、直近の状況は自分も分からないから、一度見舞いに行って来ようかと思った。 M氏は大学の憲法学の名誉教授で、現総理の憲法学のブレーンのような役割をしていて、皇室典範問題や、憲法改正問題について、アドバイスをしているらしい。 そういえば、この頃、新聞やテレビで見受ける、と云えば、色々な所から取材を受けるけれども、それぞれに前もって話すことを整理しているという。たしかに、思い付きで話してよいような問題ではないから大変だと思った。 忙しかったけど、一段落かと聴けば、これから憲法改正問題に取り掛からねばならないという。まだまだ、老いぼれてはおれないのは、自分と同じだ。 多忙な現首相を少しでも和ませたいと思ってか、 現首相とのメールのやり取りの中で、時々ダジャレを記したりすると、そんなエピソードを一つ話してくれた。 現首相は 成田空港 のようなものですね。 その心は「世界から 機体(期待) が集まっている」 こんな話でも和むのだろうか。 我々の学生時代には、ダジャレが全盛だった。会話の中でたくさん飛び交っていたように思うが、自分はすっかり忘れている。M氏は今もダジャレを飛ばしているからすごい。あれから60年である。 電話を終えてから、そういえば自分の近況を何も話さなかったと思う。取材をたくさん受けて、何やら活舌が一層増して、当方の近況を話す隙が無かったような気がする。当方は80歳になったが、M氏はもう半年ほど先のはずで、まずはお互いに元気で過ごしているようだから、よしとせねばならないか。

「蕉園渉筆」(漢文)を読む(28)石臼

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「静岡の考古学と歴史」講座の会場「かなや会館」 その傍の「かなや公園」の池の鯉 元気よく水面から跳ね上がったので、気づいて写真に撮った この猛暑が池の中では最高!の環境 なのかなのか   2026.8.8 午後、 「静岡の考古学と歴史」講座へ出席した。今日は冷房が効いて、側で稼働する扇風機で、寒いほどであった。 講座の後、女房としずてつストアの島田店に出かけた。島田市からいただいた「暮らし応援チケット」で、日頃買わないような食材を買って、チケットで支払って帰った。 「蕉園渉筆」解読の続きを載せる。 *********************************************************************** (原文) 石臼 下吉田、有銀蔵者、挙家在田畝、隣人聞石声、 以為磨臼歯鑿来、適其家磨歯亦刓、往而求工人、 閉戸無人、帰則石声如初、待銀蔵帰而告之、因出石臼視之、 削去旧歯、仏経鑿新歯、字用胡書、爾来三四十年日碾不刓、 人称為弘法磑矣。世有奇事必帰弘法師故也。 (解読) 石臼 (いしうす) 下吉田、銀蔵という者あり。 挙家 (きょか) 、 田畝 (でんぽ) に在り。 隣人、 石声 (いしのおと) を聞く。 以為 (おもえらく) 、 磨臼 (すりうす) の歯を 鑿 (うが) ち来たる。適 (たまたま) その家、歯 (臼の歯) を磨 (みが) き、 また刓 (けず) る。 往 (ゆき) て 工人 (こうじん) を求む。戸を閉ざし人は無し。帰り、 則 (すなわち) 、 石声初めの如し。銀蔵を待ち、帰りてこれを告ぐ。 因 (よ) って、石臼を出しこれを視る。旧歯 (臼の歯) を削り去り、 仏経 (ぶつきょう) にて 新歯 (臼の歯) を鑿 (うが) つ。字は 胡書 (こしょ) を用う。爾来 (以来) 三四十年、 日に碾 (ひ) き、刓 (けず) らず。 人、弘法 磑 (うす) を為すと称す。 世、 奇 (き) 有る事、必ず弘法師 (弘法大師) に帰す故 (ゆえ) なり。 (語注) ※ 挙家(きょか)➔ 一家の者全部。 ※ 田畝(でんぽ)➔ 田畑。 ※ 以為(おもえらく)➔ 思っているのには。考えていること。 ※ 磨臼(すりうす)➔ 籾をすって皮を取り除くのに用いる臼。 ※ 工人(こうじん)➔ 工作を職業とする人。職人。 ※...

「蕉園渉筆」(漢文)を読む(27)奕患

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静岡城北公園のサルスベリの花   2026.8.7 午後、駿河古文書で静岡へ行く。駐車場、今日は何とか駐車出来た。今日の課題は来週火曜日、基礎コースで講義しなければならない。原本は写したもののようで、書き癖があって、中々大変のようだ。また読み方も昔の読み方に近づけるには、ハードルが高そうである。 「蕉園渉筆」解読の続きを載せる。 *********************************************************************** (原文) 奕患 遠州古無奕患、近歳他国奕徒来誘之、爾来盛行云、 禁之用厳則至他而為之、要各部不一致故也。 (解読) 奕患 (ばくち病) 遠州、 古 (いにし) えより 奕患 (えきかん) なし、近歳 (年) 他国 奕徒 (ばくと) 来たりて、 これに誘う。 爾来 (以来) 、盛んに行わると云う。これを禁ずるの用、厳しく、 則 (すなわ) ち、 他に至りてこれを為す。要は各部不一致の故なり。 (語注) ※ 奕患(えきかん)➔ ばくちのうれい。ばくちの病気。 ※ 奕徒(ばくと)➔ 博徒。ばくち打ち。 ( 続く)

「蕉園渉筆」(漢文)を読む(26)疝疾

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猛暑、晴天、向かいの使われていない畑の端 並んだ柿の木をくずの葉が覆う 向こうの西山が隠れるほどに繁茂している 2026.8.6 朝から冷房の効いた部屋が離れられない。 「蕉園渉筆」解読の続きを載せる。 *********************************************************************** (原文) 疝疾 東南風温煖而西北風寒涼、万国所同然也、遠州東風必涼、 西風必温、動東西相扇、温涼相搏、甚不可人身、能醸疝疾、 土人謂之合戦風、不問男女老壮、蓋莫不患疝者矣、百薬不応、 風変則立治、吏之役者、或即時発、或一二年而亦不免云、 余来三年、今茲始嬰患、按与医書中疝者異矣 (解読) 疝疾 (腹痛 (はらいた) ) 東南風温暖にして、西北風寒涼 (かんりょう) 、万国同然の所なり。 遠州東風、必ず涼し。西風必ず温 (あたた) かし。東西動き相扇 (あいあお) ぐ。 温涼相搏 (あいう) つ。甚だ人身によからず。能く 疝疾 (せんしつ) を 醸 (かも) す 。 土人これを 合戦 (かっせん) 風 (かぜ) と謂 (い) う。男女老壮を問わず、 蓋 (けだ) し、 疝 (せん) 患 (わずら) わざる者莫 (な) し。 百薬応ぜず。風 (かぜ) 変わり、則ち立ち治る。 吏の役者 (赴任した役人) 、或は即時 (そくじ) 発し、 或 (ある) は一、二年して、 また免 (まぬが) れずと云う。余、来たりて三年、今ここに始めて 患 (かん) に嬰 (かか) る。按ずるに、与 (よ) 、医書中 疝者 (せんじゃ) と異なる。 (語注) ※ 疝疾(せんしつ)➔ 腹部・下腹部の急激な痛みを起こす病の総称。 ※ 醸(かも)す ➔ ある状態・雰囲気などを生みだす。 ※ 患(かん)➔ 病気。 ※ 疝者(せんじゃ)➔ 疝気の症状を訴える病人。 ( 続く)

「蕉園渉筆」(漢文)を読む(25)坂井

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相良名物「あらめ」 (ネットより拝借) 「さがらめ」とも称す。 海帯はこのことか。     2026.8.5 一日、金曜日の駿河古文書会の予習。文字が我流というか、中々手ごわい。 この教材は基礎講座の講師を頼まれていて、どう説明するかなどと考えて、手間取る。 「蕉園渉筆」解読の続きを載せる。 *********************************************************************** (原文) 坂井 坂井村民、高天神役移于駿之富士山下、帰住者僅二十余家、 爾後二百余年、民窮甚矣、近時知投洋中采海帯、稍々致富、 挙邑務農、采海帯、朝則夙就業、夜則斉織席、愈勤愈利、 買田作船、戸々有蓄、然而能守倹、行不躡履、坐不布席、 戸数今三倍於古、甲申冬余聞于太公有賞賜、励他村里、 須々木邑、貧民有子数人、近時又生品胎、共無恙、 先官聞太公、公憐之賜金十円云 (解読) 坂井 (坂井村村民) 坂井村民、高天神の 役 (えき) にて、駿 (州) の富士山下に移る。 帰住者僅 (わず) か二十余家、 爾後 (じご) 二百余年、民 (たみ) 甚だ 窮 (きゅう) す 。 近時、洋中に (身を) 投げ、 海帯 (かいたい) を採ることを知る。稍々 (やや) 致富 (ちふ) す。 邑 (むら) を挙げて農に務め、海帯を採り、朝、則 (すなわ) ち 夙 (つと) に 業に就き、 夜、則ち 織席 (しょくせき) に斉 (そろ) う。愈 (いよいよ) 勤め、愈利 (り) し、田を買い、 船を作る。戸々に蓄え有り。然して能 (よ) く 倹 (けん) を守り、 履 (はきもの) を 躡 (は) かず行き、席 (むしろ) を布 (し) かず坐る。戸数今、古 (いにしえ) の三倍。 甲申 (文政七年) 冬、余 、 太公賞賜 (しょうし) 有りて、他村里 (そんり) を励ますと聞く。 須々木邑 (むら) 、貧民、子数人有り。近時また 品胎 (ひんたい) を生む。 (母子) 共に 恙 (つつが) なし。先官、太公に聞き、 公憐 (こうれん) の 賜金 (しきん) 十 円 と云う。 (語注) ※ 役(えき)➔ 戦い。戦争。 ※ 爾後(じご)➔ ある事があってからのち。そののち。それ以来。以後。 ※ 窮す(きゅうす)➔ 行きづまって身動き...

「蕉園渉筆」(漢文)を読む(24)木主粘着

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  ヨウシュヤマゴボウの花?実? 裏の畑の雑草の中で妙に目立つ 北アメリカ原産の帰化植物で毒性があるらしいから要注意! 2026.8.4 今日、新しいクーラーの代金を振り込もうと銀行へ行った。キャッシュカードで振り込もうとしたが、案の定、機械に拒否された。聞けば、70歳以上の人は、警察からの申し入れで、銀行の確認がなければ振り込みは出来ないと聞く。たしか以前は金額によってだった気がしたが、今は金額の多寡にかかわらず振り込みができないと聞いた。免許証や電気屋さんの請求書を見せたりして、手続きを終えて、何とかキャッシュコーナーで振り込みを済ませた。行員に「歳は取りたくないものだね」と問わず語り。 「蕉園渉筆」解読の続きを載せる。 *********************************************************************** (原文) 木主粘着 下吉田邑、勘三郎、嗜酒、酖色、不祭祖先を久矣、一邑為無頼、 一日裸体酔臥於祠堂前、木主下墜粘着其背、百方不脱殺皮肉取之 (解読) 木主粘着 (位牌粘着) 下吉田邑 (村) 、勘三郎、酒を嗜 (たしな) み、色に酖 (おぼ) れる。祖先を久しく祭らず。 一邑 (村) 無頼 (ぶらい) として、一日、裸体で 祠堂 (しどう) 前に 酔臥 (すいが) す。 木主 (もくしゅ) 墜 (お) ち下り、 その背に 粘着 (ねんちゃく) す。 百方 (ひゃっぽう)(手を尽くすも) 脱せず。 皮肉 (ひにく) を殺してこれを取る。 (語注) ※ 無頼(ぶらい)➔ 酒や女遊びにふけること。放蕩。 ※ 祠堂(しどう)➔ 寺の、檀家の位牌いはいを納めておく堂。位牌堂。 ※ 酔臥(すいが)➔ 酒に酔って寝ころぶこと。 ※ 木主(もくしゅ)➔ 神または人の霊にかえてまつる木製のもの。みたましろ。位牌。 ※ 粘着(ねんちゃく)➔ ねばりつくこと。 ※ 百方(ひゃっぽう)➔ あらゆる方面。種々の方法。多く副詞的に用いる。ほうぼう。あれこれ。 ※ 皮肉(ひにく)➔ 皮と肉。また、からだ。 ( 続く)

【活動の記録】と【読了図書】7月1日~7月31日

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七月十九日、帰郷の際、暑い出石城址から見た出石の城下町 真ん中の塔が辰鼓樓 2026.8.3 昨夜、久しぶりに推理小説を読んでいたら、今朝の四時まで起きていた。おかげで日中二度ほど、新しいクーラーの部屋で昼寝。これはちょっとまずかった。 7月の 【活動の記録】と【読了図書】を記しておこう。   *******************************************************    【活動の記録】 7月3日    午後、 駿河古文書会。 7月8日    午後、まきのはら塾 「古文書解読を楽しむ」 講座講師。 7月9日    午後、 掛川古文書講座受講。 7月10日   午後、 駿河古文書会。 7月11日   午後、「静岡の考古学と歴史」講座。 7月15日   午後、金谷郷土史研当番、「 蕉園渉筆 」の紹介。    7月18日    午前、 金谷宿大学「古文書に親しむ(初心者)」講座教授。         午後、金谷宿大学「古文書に親しむ(経験者)」講座教授。 7月19日   故郷、豊岡墓参り一泊。 7月20日   故郷、豊岡より帰宅。 【読了図書】 読書:「南の罠 ラストライン 8」 堂場瞬一 著 【解読本】 上越秋山紀行 下巻       鈴木牧之著 現在作業中のもの   蕉園渉筆(漢文)       小島 蕉園著  硯石日記 1          硯屋弥惣次著