「竹下村誌稿」の市民遺産への登録、一歩進んだか?

 庭のアゲハチョウ
 春の蝶のように小振り
暑さの影響だろうか、少し元気もない 

2025.7.20 

昨日は午前中、金谷宿大学「古文書に親しむ(初心者)」講座、引き続き、午後も金谷宿大学「古文書に親しむ(経験者)」講座を実施する。2講座で4時間は、近頃はかなり草臥れる。暑さの所為だろうか、両講座共にそれぞれ10人中、欠席が3名ずつあった。

講座のあと、N氏と共に、みんくるのH館長と会い、先日、島田市文化財係、M主事と博物館で面会した話をし、「竹下村誌稿(解読版)」のしまだ市民遺産への登録について、アドバイスを頂いた。

H館長の話によれば、「竹下村誌稿」に、渡辺陸平氏の生原稿、大正13年の「竹下村誌稿」の初版、昭和55年の金谷町による復刻版、さらに、今回の解読版と、100年にわたって、地元で大切にされて来ていることが、市民遺産として価値がある。その中でも、最初の生原稿が現存していることが最も大事と聞いた。

そこへ、囲碁大会でみんくるを訪れていた、陸平氏の御子孫の渡辺淳氏が通りかかり、一緒にお話に加わって頂いた。渡辺氏によれば、生原稿は今まで渡辺家で保管してきたが、自分が保管が難しくなったら、しかるべき公的な機関に保管をお願いしたいと思っていると聞いた。島田博物館や県立図書館などが考えられるが、出来れば地元に置きたいとは、H館長の話である。 

これで条件は揃った。あとは島田市への働きかけであるが、「しまだ市民遺産」の活動に、やや消極的に見える島田市に対しては、市会議員に議会で質問していただくのが一番効果的かもしれないと、N氏の発言で、しかるべき議員に依頼してみることになった。

夕方、N氏が来訪、「ほほえみ」発行の金谷コミュニティ委員会のO女史から、「竹下村誌稿(解読版)」に目を通したが、内容の充実に驚かされた。ついては、四コマ漫画に引続き、次号で再度紹介したいと、連絡を頂いたと聞く。有難いことで、見る人は見ていると、大変心強く思った。

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