物忘れの競演、歳は取りたくないもので

今夕、もう秋の空、飛行機雲が目立つ 

2025.9.23 

磐田在住のO氏と、磐田中央図書館で午前十時に待ち合わせた。O氏の著作、2冊をそれぞれ2冊ずつ、合わせて四冊を、購入希望者がいるので、受け取るためである。

九時に家を出て、途中でスマホを忘れたことに気付いた。前回、掛川中央図書館で待ち合わせ時、図書館の休館日に当たっていたため、連絡をとるスマホを自分が持っておらず、結局会えずに帰ってきてしまったことがあった。今日は図書館の開館日だということは確認していたが、途中何があるか分からない。スマホは必需品なのだが、日ごろ持ち慣れていないと、外出時に思い付かないのである。

磐田中央図書館には15分ほど前に何事もなく無事着いた。時間になってO氏が奥さんを伴って、やってきた。このあとお墓参りに行くという。そういえば、今日は秋のお彼岸であった。すっかり忘れていた。遅ればせながら、自分も明日にでもお墓参りに行こうと思った。

O氏は手ぶらで、「忘れて来た!」という。今日の待ち合わせの目的の、O氏自身の著書を、玄関口まで出しておいたのに、忘れてきてしまったという。奥さんを図書館に待たせて、家まで取りに行くというので付き合った。

どうも、最近忘れっぽくて困る。コロナのウィルスの影響だろうかと、O氏は言う。去年の2月だったか、コロナに掛かったと聞く。O氏のお宅は40年前の新築住宅で、一度リニューアルしたという。一帯は一昔前の新興住宅地であった。

準備してあった本を玄関から持ってきた。その場で引き渡しを受ければよかったのだが、そのまま図書館まで戻り、受け取ろうとした所、二種類2冊ずつの積りが、同じ本が四冊入っていた。どこで間違ったのか。頼んだ方があいまいで、誤解を呼んだのかもしれない。結局、もう一度家まで戻って、あとを車で付いて行き、お宅の前で本を受け取り、お金を払った。

段取りがいくつも間違って、行ったり来たりの2往復、Oさんとは自宅前で、お互いに年は取りたくないものだと、笑って別れた。

コメント

このブログの人気の投稿

「かさぶた日録」改め「かさぶた残日録」開始

竹下村誌稿の事

金谷郷土史研究会ー”べらぼう見学会”(10日)