高市総理大臣、所信表明演説の熱気

 
10月24日高市総理大臣、所信表明演説 (ネットより借用)

2025.10.25 

昨日、高市総理大臣の初の所信表明演説が国会であった。拍手とヤジが渦巻く、稀にみる熱気に満ちた、賑やかな国会であった。目覚めた国会とでもいうべきか。与党の拍手は所信表明が終わって、議場の解散になっても、高市総理が議場を後にするまで、終わらなかった。こんなことは珍しいらしい。

所信表明後の野党党首のインタビューがあったが、連立離脱の公明、旧体制に取り残された立憲ともに、旧態依然たる批判のみの発言に、多くの人が失望したに違いない。

今総選挙をやれば、自民党は離脱した公明票を上回る、若者たちの期待票が集まるに違いない。自民党の候補者は、はっきりと自分の政治家を志した時の思いを、忖度なしに述べるがよい。鉄板の公明票が失われることを嘆いていては、何も始まらない。おそらく、岸田、石破両政権とも、連立の公明党が足かせになって、身動きが出来なかったことが、歴然とするであろう。

21世紀になって、時代がだれも予想しなかった方向へ変化している。国民はそれをひしひしと感じているのにかかわらず、旧態依然として何も手が打てない政治に、国民、特に若い世代は、ほとほと嫌気がさしていた。企業団体献金問題が、最重要課題と考えているのは、一部政治家だけである。企業団体献金は、お金を出すのも、恩恵を受けるのも、選挙民には全く無関係で、物価の高騰や外国人の犯罪の方がよほど重大な問題なのだ。

高市政権は、維新と連立して、大きく舵を切った。国民は大きな期待を懐いたであろう。所信表明演説で述べた様々な課題が、どのように実現するか、選挙民は注視している。これから、外交日程を手始めに、臨時国会での攻防がその皮きりとなる。

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