掛川古文書講座、現地見学会落選のこと
2025.11.13
午後、掛川図書館の古文書講座に出席した。来月は古文書で取り扱った地区の、年一回の現地見学会である。今回は、近回りの、竹の丸、河井弥八記念館、天然寺で、いずれも歩いて回れそうなコースである。
それを小型バスで、希望者の半分ぐらいしか乗れないという。そして抽選が行われた。こういう抽選には当たったことがないので、最初から諦めた。こういう抽選に当たる訳がないと、自分でよくわかっているから、当然、宝くじも、馬券も、車券も買ったことはない。
講師が申し込み箱から参加申し込み書を一つ一つとつまんで、図書館の職員に渡し、職員はそれを広げて、当選者の名前を読み上げる。たちまち箱の横に折り目を伸ばした申込書が積みあがってゆく。こんなこととは知らないから、自分は折らないで入れた。これでは講師の手に触っても、つまみ上げられることはないだろう。
結局、積みあがったのは、すべてが折れ目のついた申し込み書で、折り目のない申込書は一枚も、講師の手には触らなかったようだ。今回も抽選に外れるべくして外れた。小さく折ったものが選ばれてしまうなら、それは平等とはいえない。あらかじめすべて広げてから、抽選をすべきであろう。
もっとも抽選というと、文句のない平等な選択方法だと、職員も思っているのだろう。しかし、抽選には当たり易い人と、全く当たらない人がいることを、抽選をする人は考えたことがないだろうと思う。そんな選択で平等なんてありえない。
まあ、そんなに目くじらを立てることもないが、今回は、天然寺の古文書が公開されると聞いて、ぜひとも見学したいと思った。講師は、場所は近いから別働で参加されればよいと話したところ、職員から、参加者の分しか保険に入っていないから困ると苦情が出た。その通りなのだが、いかにも役人らしい発想で、うんざりである。
結局、自己責任であれば、個人参加を許すのか、許さないのか。あいまいのまま終わった。あいまいに終わったので、自分は天然寺にだけ、自己責任で参加しようと決めた。なに、歩いて行けば、誰に迷惑かけるわけでもない。
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