自分古文書(15)6年A組 47年目の同窓会(7)

城崎ロープウェイ
下の街は城崎温泉街
2025.12.1
「47年目の同窓会」、もう少しである。
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朝起きて風呂に行き、朝飯を食べる。朝食後、次回3年後、湯村温泉で、幹事は加※氏と田※氏と決めた。次回では我々は還暦を越え、先生は傘寿になる。あと何回同窓会が出来るだろうかとの話も出た。そしてこの後、帰りを急ぐ長※氏、鈴※夫妻、坂※浩子さんと別れて、その他はロープウェイで温泉寺へ向かう。
ロープウェイで温泉寺に登り、城崎美術館に入る。歩きながら長※先生は毎日散歩していると話す。妙楽寺辺りまで歩くようで30~40分かかるという。下る段になってロープウェイが目の前にして出発してしまった。20分待ちになるというので皆んなに歩いて降りようと誘ったが、同意してくれたのは先生夫妻と小※さんだけであった。案外皆んな歩いていないんだと思う。下り道はシイノキなど照葉樹林の大木で鬱蒼として気持ちが良い。小※さんはエアロビクスや散歩や山歩きをやっていて歩くことはなんでもないと話す。まるで雲雀がさえずるような話し方である。同窓会での女性たちのおしゃべりは概して同じ傾向にあり、延々と留まることを知らない、脱帽のパワーであった。
ロープウェイ下の源泉のそばに足湯があった。そこでロープウェイ組の合流を10分ほど待った。この後大谿川沿いの道を遡って、西村屋ホテル招月庭へ行く。そこで西陣の着物の展示会があるという。岸※氏が城崎在住の松※氏の店に昨日寄ったところ、松※氏の京都の友人がそこで着物の展示会をするというので、たまたま店に来ているのに出会い、賑やかしに来てもらいたいと誘われ、岸※氏が提案したことであった。この日は豊岡では36度と、6月としては観測史上最高気温を記録した日で、川沿いの道は暑かった。招月庭でコーヒーを飲んだ。裏の庭は奥から手前に向けてせせらぎが流れてくるように作られていて、ガラス越しではあったが、迫力のある清涼感が伝わってきた。(つづく)
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