寂しくなった、ラ・フランスの会
2025.12.14
夕方4時から、ラ・フランスの会があった。今回で20数回を数える、由緒ある当班年末山芋会である。今年も10数人集まったが、当班の男性たちが多くあちらへ逝ってしまったので、随分寂しくなった。その分、他班からの参加者もあるが、中心になってきた人たちがことごとく居なくなったのだから、寂しさは否めない。集まった男性の中では、自分が一番高齢になってしまったようだ。
「ラ・フランス」とは洋ナシの品種名で、つまりこの会は「用なし」になった人の会という、シャレで出来た会なのだが、命名した人たちももういない。
山芋汁、おでん、ホルモン鍋、赤飯、白飯、ビール、焼酎、等々。そして、誰の差し入れか、「洋ナシ」も並ぶ。乾杯の発声に芋汁会は始まった。
今年、竜巻の罹災地区の牧之原市細江在住の、踊りの師匠が、一族を引き連れて参加し、日本舞踊を歌謡曲に乗せて4曲、余興に披露してくれた。当班に師匠の長年の弟子がいるための、ボランティアの特別公演である。小学五年生の女の子が「一心太助」「のざき参り」を、師匠が「きつね踊り」「王将一代・小春しぐれ」を、レコードに合わせて踊ってくれた。圧巻の贅沢な余興であった。師匠と話したところ、何と78歳、自分より一つ下であった。踊りからはまだ60代かと感じる迫力があった。若いころには東京の歌舞伎で修業した経験者だという。カメラを持って来なかったことを悔いた。
合格駅のボランティアから駅長の名をもらったS氏を交えて、竹下区が誇る「合格駅」と「竹下村誌稿」をセットで、島田市の市民遺産に登録しようという提案を、ここでもした。「合格駅」のボランティアも盛り上がっていると聞く。出席のS市議会議員に、改めて協力を依頼した。清水議員もセットでの提案に、前向きに検討してくれるとの感触を得た。金谷郷土史研究会の事務局、Nさんに申請の手続きなどで、相談に乗るように頼んで置こうと思った。
夜7時頃には片づけをして、御開きになった。
コメント
コメントを投稿