牧之原で半日、あれこれと
2025.12.3
9月、竜巻被害者の避難所になって、中止を余儀なくされた分、まきのはら塾「古文書解読を楽しむ」講座を、今日実施した。金谷図書館に寄った関係で、出発時間が30分ほど早くなった。その分、ゆっくりと旧道を原へ上った。パトカーがすぐ前を行くので、先導されるVIPになった気分である。パトカーは牧之原公園方面に逸れて、自分はまっすぐに原の道を走った。
榛原文化センターで、いつもは集会室1であるが、場所が埋まっていて、今日は集会室2になったが、部屋は1とほぼ同じ造りで違和感はなかった。
臨時の日程だったが、受講者は11人中10人で、有り難い出席である。入院されて心配していたNさんも、退院されて出席していただいた。早速、相良城と田沼関連の資料を皆さんに配り、「べらぼう」の現在の筋にそって、登場人物の説明をして頂いた。牧之原の郷土史に不案内な自分を、色々な形でサポートしていただき、大助かりである。
東海道金谷宿の幕末から明治初期の歴史が分かる「歳代記」を、この10月から1月に、古文書解読の勉強をした人でなくても読めるように、書き下し、新漢字、新仮名遣いに直したものを、個人的に作成した。現代語訳したわけではないので、往時の雰囲気を十分残したものになっている。見出しや語訳などもたくさん補った。これを便宜上、前半を「幕末編」、後半を「明治編」として分け、今日の講座で皆さんに進呈した。「明治編」は、次回の講座で配ろうと思う。ぜひ目を通して貰いたいと思う。
講座が終わって、文化センター窓口で、来年度の4月から6月までの、講座会場の予約をした。
この後、牧之原市の相良庁舎へ行き、「まきのはら塾」担当と会い、来年度の講座案内冊子のゲラのチェックをした。昨日電話があって、出向く約束をしたものである。一ヶ所脱字を補って終わる。さらに別館、牧之原史料館に寄り、H学芸員に、田沼関連刀剣購入のクラウドファンディングに、一口寄付した。刀剣は趣味ではないので、名前を残さないで欲しいと頼み、名前の登録だけにして頂いた。
午後、牧之原へ行って10数人の人と会ったが、どなたも気の良い人たちで、色々なお話をしながら、楽しく半日過ごせた。
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