小国神社の紅葉狩り
2025.12.6
女房の弟夫婦に誘われて、夫婦して小国神社へ行く。今日は土曜日、小国神社の紅葉もそろそろ見納めで、今日辺りは大混雑になるだろうと、朝8時半の出発である。
女房の実家の旧宅は今解体中である。義父が集めていた旧農具類、博物館などが引き取ってくれた残りがあったが、このところ捌けたという。色々聞きつけて、農具の一部をお店のインテリアに使うとか、目的が面白い。
平屋だったが、梁などに立派な材木が使われていて、改めて驚いたという。あの家には結婚して数年、「ますおさん」で住んだことがあった。住んだのは離れだったが、これでそっくり、当時の痕跡は無くなった。まあ住んでいたのは50年前のことであるが。
新東名で30分ほどで、小国神社に到着した。新東名が開通して、金谷は随分車の便が良くなった。特に山家の方へはすいすいである。小国神社は、まだ9時ごろで、混雑は何とか避けられたが、神社脇の谷川に沿った紅葉狩りから戻ってみると、混雑が始まっていた。
神社には、七五三の子供を連れた家族も、ちらほらと見えた。なんだかんだと、若いママの和装の方が目立っている。参道の杉林が、しばらくぶりにさらに太さを増しているように見えた。幹回り3メートル以上の巨木がいったい何本くらいあるのか。数えたわけではないが、20本位もあるのかもしれない。そう、今日は巨木見物ではなくて、紅葉狩りであった。
紅葉はもう盛りは過ぎたようで、それでも、赤から黄色までグラデーションは見ものであった。たしか、奥の方に銀杏があったはずと、川沿いの道を遡る。一本だと思っていた銀杏は数本あって、すべて葉を落とし、河原を敷き詰めていた。
一番奥の橋を渡り、下りは左岸を下った。右岸左岸はいつもこんがらがるので、今日もネットで確認、「河川の上流から下流に向かって、左側の岸が左岸。」間違いない。再び参道に戻って社務所裏手の「ひょうの木」を見に行く。巨木好きとしては、どうしても外せない見どころである。昭和47年の台風で倒れた御神木の残された根っこの展示の所から、裏へ入る。
「ひょうの木」は、平成16年森町の天然記念物に登録された御神木である。縁結びの御神木として親しまれ、お参りの人も多いという。正式樹木名は「イスノキ」。
(明日へ続く)
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