「大庭松風の世界」/大庭大助の資料展示を見に行く
江戸後期 掛川の文人庄屋「大庭松風の世界」
掛川市立中央図書館展示スペース
今日から7月12日まで
2025.6.24
昨日、和久田雅久氏(掛川図書館文学講座で長くお世話になった)に電話をし、今朝、掛川市立中央図書館で会う約束をした。
図書を返しに見えた和久田氏に、「竹下村誌稿」(解読版)を、いきさつと関りを話し、読んでみて貰うべく、渡した。かさ張る本だから、きっと最後は図書館へ納めていただけるものと思う。さらに、「硯屋日記(三)」の解読版と「面白古文書(R6年版)」を渡した。
その後、今日より掛川市立中央図書館で「大庭松風の世界」と題して、大庭大助関係の資料展示が始まると聞いていたので、見学に行く。
静岡新聞の記事によると、大庭大助(松風は号)(1767~1848)は、江戸後期に掛川下俣で庄屋を務め、和歌や俳諧、漢詩、書画に親しんだ「文人庄屋」で、大庭家九代目の当主であった。東海道に隣接していたこともあって、東西の文人との幅広い交流をうかがわせる貴重な史料が多く残されている。
その御子孫の大庭捷二朗氏は定年退職後、古文書講座に通いながら、20年かけて読み進めてきた。今回その一部を展示公開するという。
その古文書講座は駿河古文書会で、自分もそこへ十数年通っている。大庭氏は10時頃に見えると聞いたので、展示会場で、和久田氏を大庭氏へ紹介した。そこへ和久田氏と旧知の浜松で郷土史に造詣の深い松本さんが同席し、自分と名刺交換したところ、我が家に一度お邪魔したことがあることを思い出された。言われて自分も思い出した。ブログで、佐束紙の記事を見て、わざわざ訪ねて来てくれたのであった。
展示の内容についてはまた追々記そうと思う。
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