自分古文書(14)6年A組 36年目の同窓会(後)

滝めぐりシリーズ25 阿瀬四十八滝 兵庫県豊岡市』豊岡(兵庫県)の旅行記・ブログ by GOTOCHANさん【フォートラベル】 
 日高町「阿瀨渓谷」

2025.10.30 

もう10月も終わり、今年も残す処、二ヶ月である。 

「自分古文書(14)6年A組 36年目の同窓会」を続ける。 

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 6Aの坂※・坂※・上※・松※の『4つ葉のクローバ事件』の話題が出た。先生に一部の仲良しが固まってしまうのは良くないと注意されて、涙を出していたのを見た記憶がある。岸※良雄から、男どもにも『里見八犬伝の秘密』があったと暴露された。山王山で竹を切ってきて、それを小さく割って札を作り、『天』『地』『火』『水』などと焼け火箸で書き、皆で持って見せ合って、仲間を確認する遊びをした時期があったけれども、『八犬伝』とは文字が違うから、その影響ではないと思う。

 長※学級では、男女の差別は一切無かったし、男女がグランドで相撲をとって、女子が男子より強かったのは有名な話で、職員会でも話題になったという。委員長にも上※幹代が選ばれ、副に西※幸二が選ばれたりした。「ところが北中学では---」と上※幹代が話す。男子の1番をA組から割り振り、女子1番をF組から割り振った。さらに、委員長決める段になって男子より委員長を、女子より副委員長を選ぶと先生から言われた。なぜ男女を差別するのかと抗議したところ、後からクラスの女子に取り囲まれて、生意気だとつるし上げられた。男子に言われるのは覚悟していたが、女子に言われて大変ショックだったと語った。

 それに対して、加※賢二が女子だからショックだと言っているが、例え男子であっても彼女は同じことだ。とにかく必ず相手を作って、戦おうという性格なのだから、との厳しい指摘があった。その指摘には一瞬彼女を黙らせる迫力があった。

 当時はおとなしかった浅※哲也が、永い間看病してきた嫁さんが亡くなって、今新しく20ほど年の違う女性と結婚間近だという話には、男どもの羨望と嫉妬の声を誘った。今日来れないのは彼女とのデイトのためかとやっかみの声も上がる。

 上※幹代が僕を見て、憂いを含んだいい顔をしている。やはり責任のある取締役になったためであろう。それに引換え、岸※良雄は呑気な顔をしているという。何を言いたかったのか、何度もくどく言う。

 何の話からだったか、先生に「奥さんが20歳若かったら、もしくは僕が20年早く生まれていたら、先生は僕の恋のライバルになったはずだ」と冗談めかして話した。しかし、これは半分本気であった。結婚前、僕は先生の奥さんに似た女性を捜していたような気がする。女房が似ていたかどうかは判らないけれども。

 終わりに近くなって、今日が長※先生ご夫妻の結婚記念日だったことが判明した。何という偶然か、更に話は弾む。あと金婚式までに8年、3年後に一度岸※良雄と上※幹代の幹事で、大阪近辺で同窓会をやって、その5年後に金婚式を兼ねた同窓会をやろうという話に発展した。その時はもう21世紀である。

 10時過ぎに、秋※智子と脇※美子が、坂※志津子に駅まで送られて帰って行った。1人づつダウンをしていく中で、話は朝の4時すぎまで続いた。

【2日目】

 翌朝、小雨の中、奥さんと加※賢二と田※嘉彦が帰って行った。残りの8人で雨のパラつく中、阿瀬渓谷を遡って行った。不動の滝まで車で入り、少し登って幾つかの小滝を見た。

 その後、お金が余ったというので、蕎麦を食べるべく出石に出た。道すがら、上※幹代が夏の伊丹空港さえ水に漬かったという大水について話す。その日はもう少し帰るのが遅れたら立ち往生していたと言う。滝のような雨で、家のすぐ近くまで水が来て、川のように流れたと話す。

 沢庵禅師の縁の寺、宗鏡寺に参詣した後、『よしむら』という蕎麦屋で出石名物『皿そば』を食べる。大食番付では66枚が最高だとあったが、10枚食べたら満腹になってしまった。

 そこから、上※幹代が岸※良雄の車に同乗して帰って行った。僕が同乗を勧めたのだが、後で聞くと岸※はもう1日休みを取ってあり、ゆっくりしたかったようだ。悪いことをした。坂※志津子と粟※紀美子もそこで別れた。

 中※正、西※幸二と3人で、その後さらに、先生のお宅へお邪魔した。

(終わり)

この同窓会よりさらに11年後の同窓会の記録もある。後日、また載せよう。 

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