中間管理職はつらい
2025.11.6
パワハラ上司に口汚く言われて、命を縮めてしまう話はよく聞く。パワハラを擁護するわけではないが、パワハラ上司は糾弾されるべき対象でしかなく、誰がパワハラ上司にしたのか、その上司の心理状態を調べてみるマスコミも研究者もいないように思う。何もその上司も生まれながらにパワハラ体質だったわけではなかろうに。
午前中、証券会社の若い衆が訪問してきた。相場の近況を報告するための来訪だったが、何の話からだったか、ついつい昔の話をしていた。仕事柄、税務署と銀行にはお世話になって、色々とお付き合いをしてきたが、税務署の調査畑の職員と銀行の支店長は、早死にする人が多いと、当時思った。おそらくは、どんな職業よりもストレスが大きいのだろう。
国税局の調査員とは長い間お付き合いした。調査は二度同じ人が来ることはないのだが、調査が終わってからも、色々と連絡を取り合う。聞けば調査の際、喧々諤々とやりあった調査員が現役で亡くなったとか、定年退職後まもなく亡くなったとか、そんな話をよく聞いた。
国家権力を笠に着て、言いたい放題のように見えるが、調査に来て、言葉が震えるくらいに緊張している様をよく見た。こちらがリラックスさせようと冗談をいっても、なかなかその緊張は解けないように思えた。仕事ではあるが、こんなに緊張していては、ストレスで長生きできないのだろうなぁと、よく感じた。そういえば自分の姪の亭主は国税局の職員だったが、やはり60そこそこで亡くなっている。
銀行の支店長さんとも色々お付き合いしたが、そちらも早死にした話をよく聞いた。上から攻められ、下から突き上げられ、気の休まる隙がないのだろうなぁ、とよく思った。若くして支店長になって、若くして出向させられた人は、逆に幸せだったのかもしれない。
そういうストレスいっぱいの人たちが、自分より弱い立場の人に、つらく当たる心理は、よく分かる。もちろんパワハラを肯定するわけではないが。
話を聞いてくれる人がいると、ついつい余分な話をしてしまい、切りがない。
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