自分古文書(16)遠江三十三観音巡礼(21)
2026.2.2
今週は多忙を極める。次の土日が、まきのはら塾の講座の発表会で、今年は展示以外に、会場で一時間のミニ講座を開く。その準備がまだ出来ていない。
ブログのテーマを考える余裕がない。それで、遠江三十三観音巡礼9日目の巡礼の記録をのせることになる。
正林寺の広い駐車場に車は一台も無かった。腰を据えて昼食にする。食事後、しばらくアスファルトの上に横になる。こんな場合でもなければ、こんな所で寝るなんて思いもよらないことである。
小笠の町中から牛渕川の土手に出る。草がきれいに刈られて気持がよい。少し下流に関があって水が淀んでいる。こんな所でゆっくり釣りでもすれば気持ちが良いだろうと話す。上空には鳶や鳩、春でもないのに揚げ雲雀が囀り、セグロセキレイがアキアカネを追っている。自然界では既に冬に備えて懸命な準備が始まっている。
菊川ともう一本水路を渡り盛岩院に至る。観音堂で写真を撮った後、ご朱印を請う。若い奥さんが押してくれる。幼稚園年長組の慣れっこい男の子が「なにしてるの」と聞いてくる。側には布袋さんや「木魚に凭れ居眠る小坊主の肩にネズミの像」などの、今風の石像が何体か祀られていた。「木魚・・・・」の像は故郷の五月雛飾りの中にあった。
雪見よと たれいそぐらん いそ山の 松の葉こゆる 沖つ白波
【本尊】聖観世音菩薩 【所在地】大東町岩滑(いわなめ)
盛岩院のある岡を下って、岡沿いに少し歩いた所に菊水寺はあった。といっても、ここは観音堂だけが、人家の間の道を少し登った所に立っていた。ご朱印は手前の新築中の家に置かれていた。
第三十一番 曹洞宗 紅梅山(こうばいざん)菊水寺(きくすいじ)
岩滑や 春のあしたに 来てみれば 梅の梢に うぐいすの声
【本尊】千手千眼観世音菩薩 【所在地】大東町岩滑
【歩程】大東北公民館バス停へ、西へ3.6キロ
菊水寺のご朱印を頂いた家の奥さんにバス道を聞いたが、土方まで行かないとないという。おかげで次回に歩く予定の行程をかなり稼ぐことになった。
田ヶ谷の集落のバス停も間近い所で、自動販売機に辿り着いて一休みをする。この間にバスが出たら残念がるだろうと話しながら。今日、道々で目立った花にキンモクセイがある。この十月は、夏の暑さの余韻を引きずって、平年より三度平均気温が高いとかで、キンモクセイも所によっては、随分花期が遅れていると聞いた。因みに、当家では半月も前に終わったものが、この道中では今満開であった。
土方(ひじかた)の町に入り、大東北公民館のバス停を見つける。10分待ちでバスが来る。まずはラッキーな方か。
掛川に出て「こだわりっぱ」の観光案内で、次のウォーク予定の、東海道のスタンプの押せる小冊子を500円で買った。その後、例の若木屋で蕎麦を食べた。
(平成6年10月30日、第9回観音巡礼終り)
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