自分古文書(17)東海道五十三次ウォーク(静岡県二十二宿)(25)
東海道ウォーク八日目を続ける。
*************************************
伊達方の入口に塩井川原のサインがある。逆川へ降りて塩井神社に渡る橋は、木の橋板が増水した時は流れてもよい様に、ワイヤーで繋いである橋だと思った。ここに塩水が湧き出るということで、この神社が出来た。この山の中に鯨の伝説があるのも、塩からの連想であろう。
日坂宿 1.3km →【掛川市 塩井川原】 → 掛川宿 5.4km
毎日通勤時に見て通る『伊達方一里塚』は最近新しくなった。日本橋から数えて五十七番目の一里塚だという。新しい石柱と松の木が一本。磨いた石のベンチで休憩をとる。さらに国道へ出て諏訪神社のところで旧道へ入り、再び国道へ出る所に本所のサインがあった。
日坂宿 2.5km →【掛川市 本所】 → 掛川宿 4.2km
国道を三十分ほど歩き、昔の榛葉シボリ、今のヤマハの角のうどん屋『さぬき』へ入り、天ぷらざるうどんを食べた。ヤマハの角には成滝のサインがあった。
日坂宿 4.5km →【掛川市 成滝】 → 掛川宿 2.2km
福天大権現の標石が柵に囲われてあった。これより旧川崎街道が始まる。
東海道スタンプ「掛川城」
掛川市街の入口、逆川に掛かった馬喰橋は、馬の顔をデザインした橋である。渡った右岸に葛川の一里塚の石柱と角柱に笠だけのったシンプルな秋葉常夜燈が並ぶ小公園があった。橋の角の『もちや』という食料品店で、名物の『振袖餅』を買った。また『東海道』スタンプ『掛川宿』を押した。駐車場の隅に馬喰橋一里塚跡のサインがあった。
日坂宿 5.9km →【馬喰橋一里塚跡】 → 掛川宿 0.8km
『新町七曲り』にさしかかって、地図を片手に評定をしていると、自転車に乗ったおばあさんが通りかかり、わざわざ降りて、七曲りの旧東海道を教えてくれた。最後にぜひお城も見ていってくれと勧められた。地図を確認しながら、横町を右へ左へ曲がって行く。七曲りの真ん中辺りに掛川宿東番所跡のサインがあった。
日坂宿 6.7km →【掛川宿 東番所跡】 → 袋井宿 10.3km
七曲りから元の道へ出たところで、再度評定をしていると、今度はおじいさんが町で発行した案内図を示して教えてくれた。地図は沢山あるから持って行けという。有り難くもらい、連雀通りを西へ進む。駅前通りの角に至り、本日の東海道をここまでとする。その角には、掛川の『掛川城と城下町風街づくり』が静岡県都市景観賞の『優秀賞』を受賞したとの看板が出ていた。
売店『こだわりっぱ』の観光案内所でスタンプを打つ。案内所の女性に五十三次を歩いていると話すと、パンフレットを棚から出してきて色々くれる。その間に鈴さんは人力車に乗り、城をバックに記念写真を撮ってもらった。写真代金が送料込みで500円だと聞いた。
こだわりっぱから掛川城大手門に回る。掛川城築城の余った寄付金で築造されたという、掛川城大手門を見上げていると、近所の売店の主人が出てきて説明してくれた。この城門は、四億円かけてこの春完成した純木造の建物である。けやきや松材などを愛知県の足助や、遠くはラオスから取り寄せた。傍の番所は、明治になって家臣に払い下げられて、長い間住居に使用された後、重要建築物として、営林署敷地に誰の目にも触れることなくひっそりと移築保存されていた。白蟻の被害などでかなり傷んでいたものを、この地に再度移築再建されたものである。この二つの建物は実際には百メートルほど南の交差点あたりにあったもので、発掘調査されたのち、今は色変わりのコンクリートと敷石で位置が示されていた。
もう一度こだわりっぱに戻り、季節外れの餅入りのかき氷(銘打って『城の氷もち』)を食べた。和さんは氷はやめて、わがままにも売店のおばさんに葛湯を作ってもらった。
(東海道ウォーク八日目、終り)
コメント
コメントを投稿