自分古文書(19)静岡県海岸ウォーク(33)

 

清水港
巨大なチップ荷揚げプラント

2026.7.10

午後、駿河古文書会で静岡へ向う。かなり早く行った積りなのに、図書館の講座専用の駐車場がいっぱいだった。後で聞くと、どうやら近くの蕎麦屋の客が無断で使ってしまっているらしいと聞いた。だから昼時いっぱいなのだという。ただ真相は不明である。図書館のそばには有料の駐車場はあるが、500円以上かかるらしい。今日は浅間神社の駐車場まで足を延ばして停めて来た。往復で一キロ以上の散歩になった。

静岡市立図書館では、今月の面白古文書「江戸のスポーツ『印字打ち』」について、司書に頼んで調べて頂いた。「印綬切り」は正しくは「印字(いんじゅ)切り」で「印字打ち」と同じ意味であることが分かった。またこの印字(いんじ)または印字(いんじゅ)は石(いし)が訛ったものという。つまりは、互いに石を投げ合う「石打ち」だった行事が、怪我人が多発し、死人まで出る始末に、石を投げ合うことを止めて、菖蒲で切り合う行事になった。「印字切り」はそんな行事へ付いた名前だったようだ。こんなことも、細かく調べた学者がいるようである。

今日は、久しぶりに、自分古文書の静岡県海岸ウォークの続きを載せる。十五日目に入る。

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静岡県海岸ウォーク15 

懐かしき香り戻って清水港

新川清水税関塚間の渡し清見寺新興津橋由比

平成5年7月8日(木)薄曇りのち曇り

7:50 自宅(万歩計 0)

先の土・日にPHPゼミナールに出席したため、今日はその代休をとる。雨は無さそうなので、海岸歩きに出掛ける。

8:06 金谷駅

目の前で上り電車が出てしまい、ついてないと思ったけれど、次に来た電車が『通勤快速』で島田に止まった後、静岡までノンストップであった。そして乗り遅れた沼津行の電車が何と静岡駅で待っていて、2分で乗り継げた。グットタイミング!

8:46  清水駅 (488)

清水は七夕祭り(7~11日) で飾り付けが賑やかであった。

9:04  新川バス停 (796)

臭覚が戻って初めての海岸歩きである。今日は良くも悪くも臭いを中心に歩こう。早速、製材の木の香りを嗅ぐ。

清水港の奥深くに突き出した埋め立て地に足を運ぶ。一帯はパルプのチップの荷上げ場でチップが幾つもの山を築いている。チップの匂いとそばの水路から立ちあがるドブの悪臭が鼻を突く。貯木場になった湾の最奥部の向こう側は前回に歩いた所である。

埠頭には『白老丸』というチップ船が着いて、チップの陸揚げをする巨大プラントが動いていた。ホウヅキの殻状の巨大なバケットが開いて船に降りて行き、閉じた状態で上がって来て、コンベヤ上に移動して再度開くとチップが流れ落ちる。コンベヤで百m以上運ばれ、チップの山の上に落ちて更に山を高く築いている。『白老丸』というから北海道から運んで来て、ここに下ろして、富士や島田の製紙会社に運ぶのであろうか。

9:57  羽衣橋 (6,254)

元のバス道に戻り巴川を渡る。新装なった羽衣橋には羽衣伝説を題材にした天女像が2体据えられていた。

10:11  清水税関 (7,680)

バス道から一筋海側の道を行く。この辺りは日の出埠頭といい、清水税関の施設があった。傍の『ほっとするが』という洒落たトイレで小用を済ませ、倉庫の海側の屋根近くにある見学者用の通路に上がってみる。清水港を一望に出来るが、今日はやや霞んで見晴らしは良くない。海風に乗って潮の香がする。

(海岸ウォーク、十五日目、つづく)

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