今頃始めたこと、解読読み下し古文書の冊子化

 
完成した六冊の冊子

2026.3.30

午前中に、自分たち夫婦の主治医と決めているS医院へ、2ヶ月に一回の定期検診に行く。今日は二人とも、検診に加えて血液検査をするべく、採血を受ける。

「かさぶた日録」から「かさぶた残日録」に代わって、ブログに読んだ古文書の解読文を載せることは止めた。代わりにブログを始める以前に、色んな場面で自分が書き留めていた文章を「自分古文書」として、少しずつ載せることにして、すでに長短17の文を載せている。面白いと思って貰えるかどうかは分からないが、自分にとっては大切なものである。

古文書解読文を載せるのは止めたといっても、古文書の解読は毎日のように行っている。61歳で始めて、もう20年近くになる。自分の解読の仕方は、パソコンでテキストに落としながら読んでいるので、読んだ文書の解読文はすべてパソコンに残っている。

最近、パソコンが壊れて、瞬間、自分の20年が消えたかと思ったが、パソコンを新しくして、何とかすべて復旧できた。

昨年の終り頃から、この20年に自分が解読してきた古文書を、古文書解読の勉強が無くても読める形に、読み下したものを、残したいと思うようになり、作業を少しずつ始めた。

今日までに以下の六冊を作成した。それぞれB4の紙にプリントして簡易に冊子にまとめてある。

  1 歳代記(幕末編)      松浦幸蔵著
  2 歳代記(明治編)        〃   

これは、幕末から明治にかけて、大井川渡しの川役人を勤めた松浦幸蔵さんの、金谷宿に起きた事を書き綴ったもので、金谷町史にもその解読文は載っているけれども、それを新たに解読し直し、読み下して皆んなに読めるようにした。

  3 安政大地震能記        山崎久麻呂著

安政の大地震の実体験を、掛川上垂木の山崎久麻呂さんが書き記したもので、登場する孫の富丸は、後に官軍江戸攻めの際、先導する遠州国学学徒の一人として参加している。

  4 大井河源記(前編)     桑原藤泰著
  5 大井河源記(後編)       〃  

江戸後期、駿河町奉行の肝いりで、駿河の地誌「駿河記」の編輯が企画されて、各地の在野の学者6人に委嘱されたが、途中で多く亡くなって、実現できなかった。志太郡の担当だった島田在住の桑原黙斎(藤泰)さんが、その調査の一環で、大井川の東岸の村々を巡った旅日記である。後に黙斎さんは駿河記(当時、未出版)をまとめている。

  6 安政大地震記録        松下良伯著      

「安政大地震能記」と同じ地震を、新野村の医師、松下良伯さんが書き記した体験記で、比較して読んでみると面白い。

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今、読んでくれそうな人を選んで配っている。読んでみたい方は連絡下さい。郵送の場合は、申し訳ありませんが、送料だけはご負担ください。

今のところ、六冊だが、まだ解読したものは20年分溜まっている。それぞれ、教科書では出てこない郷土の歴史である。色々なジャンルのものを、冊子にして行こうと思う。またこのブログで紹介しよう。

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