「蕉園渉筆」(漢文)を読む(20)油山
パソコンを置いている部屋のクーラーが壊れたので、入れ替えた。クーラーが値上がりするとかで、駆け込みで更新する人も多いと聞くが、これは最新式の省エネタイプで、いささか値が張ったが、夜はクーラーのない寝室に冷気を送るため、やや強力なものにした。効果のほどはどうだろうか。
「蕉園渉筆」解読の続きを少し載せる。
袋井の油山寺の名前の由来を始めて知った。
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(原文)
油山
袋井駅、油山寺、後丘迸膏油、寺由名焉、近邑人汲為燈油、近時一媼鬻之、
油絶不出、傍有飛泉、汲以漑田、能免蝗患
(解読)
油山
袋井駅、油山寺、後丘(こうきゅう)に膏油(こうゆ)迸(ほとばし)る。寺の名の由(よし)。
近邑(村)人、燈油として汲む。近時、一媼(おうな)これを鬻(ひさ)ぐ。油絶えて出ず。
傍(そば)に飛泉(ひせん)あり。汲(く)んで田に漑(そそ)ぐ。能(よ)く蝗患(こうかん)を
免(まぬが)る。
(語注)
※ 膏油(こうゆ)➔ 膏と油。物をみがいたり灯火用に使ったりする。「膏」は、粘性の強いあぶら。
※ 媼(おうな)➔ 年をとった女性。
※ 鬻ぐ(ひさぐ)➔ 売る。商いをする。
※ 飛泉(ひせん)➔ 勢いよく噴出する泉。
※ 蝗患(こうかん)➔ バッタ類の大量発生による災害。
(続く)
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