「蕉園渉筆」(漢文)を読む(24)木主粘着
2026.8.4
今日、新しいクーラーの代金を振り込もうと銀行へ行った。キャッシュカードで振り込もうとしたが、案の定、機械に拒否された。聞けば、70歳以上の人は、警察からの申し入れで、銀行の確認がなければ振り込みは出来ないと聞く。たしか以前は金額によってだった気がしたが、今は金額の多寡にかかわらず振り込みができないと聞いた。免許証や電気屋さんの請求書を見せたりして、手続きを終えて、何とかキャッシュコーナーで振り込みを済ませた。行員に「歳は取りたくないものだね」と問わず語り。
「蕉園渉筆」解読の続きを載せる。
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(原文)
木主粘着
下吉田邑、勘三郎、嗜酒、酖色、不祭祖先を久矣、一邑為無頼、
一日裸体酔臥於祠堂前、木主下墜粘着其背、百方不脱殺皮肉取之
(解読)
木主粘着(位牌粘着)
下吉田邑(村)、勘三郎、酒を嗜(たしな)み、色に酖(おぼ)れる。祖先を久しく祭らず。
一邑(村)無頼(ぶらい)として、一日、裸体で祠堂(しどう)前に酔臥(すいが)す。
木主(もくしゅ)墜(お)ち下り、その背に粘着(ねんちゃく)す。
百方(ひゃっぽう)(手を尽くすも)脱せず。皮肉(ひにく)を殺してこれを取る。
(語注)
※ 無頼(ぶらい)➔ 酒や女遊びにふけること。放蕩。
※ 祠堂(しどう)➔ 寺の、檀家の位牌いはいを納めておく堂。位牌堂。
※ 酔臥(すいが)➔ 酒に酔って寝ころぶこと。
※ 木主(もくしゅ)➔ 神または人の霊にかえてまつる木製のもの。みたましろ。位牌。
※ 粘着(ねんちゃく)➔ ねばりつくこと。
※ 百方(ひゃっぽう)➔ あらゆる方面。種々の方法。多く副詞的に用いる。ほうぼう。あれこれ。
※ 皮肉(ひにく)➔ 皮と肉。また、からだ。
※ 祠堂(しどう)➔ 寺の、檀家の位牌いはいを納めておく堂。位牌堂。
※ 酔臥(すいが)➔ 酒に酔って寝ころぶこと。
※ 木主(もくしゅ)➔ 神または人の霊にかえてまつる木製のもの。みたましろ。位牌。
※ 粘着(ねんちゃく)➔ ねばりつくこと。
※ 百方(ひゃっぽう)➔ あらゆる方面。種々の方法。多く副詞的に用いる。ほうぼう。あれこれ。
※ 皮肉(ひにく)➔ 皮と肉。また、からだ。
(続く)
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