「蕉園渉筆」(漢文)を読む(59)秋葉/宝永山

             牧之原SAより富士山      ↑宝永山 

2026.9.14

昨日の体調の悪さは、葛根湯を三回飲んで症状は消えた。ただ、逆にスマホが病んだ。変な画面がいっぱい出て使えない。どうやら知らない内に、ウイルスを取り込んでしまったらしい。息子に頼んでウイルスを駆除してもらって、すっきりした。

どうやら、油断もスキもならないのは、地震、大雨、土石流の自然現象だけでは、なさそうである。

蕉園渉筆」解読の続きを載せる。

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(原文)

秋葉

秋葉山神祠出防火符、遠近輻湊、廟令之家人往請火、

投与之、墜席無災矣

(解読)

秋葉

秋葉山神祠(しんし)、防火符を出す。遠近輻輳(ふくそう)廟令(びょうれい)

家人(けにん)、火を請け往き、これを投げ与う。墜(お)ちた席、災(わざわ)い無し。

(語注)
※ 輻輳(ふくそう)➔ 四方から寄り集まること。物事がひとところに集中すること。
※ 廟令(びょうれい)➔ 宮司の役名と思われるが、存在しない。
※ 家人(けにん)➔ 家来。また、奉公人。

(原文)

宝永山

遠州望富士於東北、中腹宝永山、右方為瘤、土人云瘤逐年下墜,

比三十年前大凡三四丈卑矣

(解読)

宝永山

遠州、東北に富士を望む。中腹に宝永(ほうえい)山、右方瘤(こぶ)を為す。

土人云う、瘤(こぶ)逐年(ちくねん)下墜(かつい)す。三十年前と比べて、

大凡(おおよそ)三四丈卑(ひく)い。

(語注)
※ 逐年(ちくねん)➔ 年々。
※ 下墜(かつい)➔ おちる。
※ 丈(じょう)➔ 約三メートル。三四丈は十メートル位か。

(続く)

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