「浦止春」か「浦山春か 2026.10.02 午後、駿河古文書会に出席した。課題を早く終えて、担当講師のO氏の御先祖が写された「小堀遠州、書き捨ての文」を解読された。O氏の御先祖は書家としても有名で、読んでも楽しい。中に一ヶ所、写真の部分があった。これをどう読むか。 O氏はこれを「浦止春」と読まれた。当て字と変体仮名「春(す)」で、「羨(うらやま)ず」の意味で読まれた。意味と読み方には異論はないが、文字は「浦山春」ではないかと思った。「止」と「山」は筆文字ではよく似ていて、どちらとも読めそうだが、「浦山敷(うらやまし)」の当て字の用例があるから、「浦山」に軍配を上げたい。 発言をしてみたが、同意は得られなかった。果たしてO氏の御先祖はどの文字のつもりで書かれたのであろう。 「 蕉園渉筆」解読の続きを載せる。 *********************************************************************** (原文) (火事不能償) (()内の表題は自分が便宜的に命名。以下同じ) 下平川籏下士、本多氏采地也、里正頗富、邑主仮金数而不償、 去歳冬税吏又命之、辞以無見存銀、其夜誤失火、焼千金不能報状也 (解読) (火事不能償) 下平川、 籏下士 (はたかし) 本多氏采地 (領地) なり。里正 (村長) 頗 (すこぶ) る富み、 邑主 (名主) 仮金 (借り金) 数えて償 (つぐな) わず。 去歳 (去年) 冬、 税吏 (ぜいり) またこれを命ず。銀存 (あ) るを見ずに辞す。 その夜、誤り失火。 千金を焼き、報いる能 (あた) わざる 状 (じょう) なり。 (語注) ※ 籏下士(はたかし)➔ 下級の武士。 ※ 税吏(ぜいり)➔ 税務を扱う官吏。 ※ 状(じょう)➔ ありさま。ようす。 (続く)
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【活動の記録】と【読了図書】9月1日~9月30日
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脇の水路の土手で、誰が植えたものでもない 柿の木が実を五つばかり付けた 次郎柿のように見えるが、多分渋柿 誰も手を付ける人も居ないだろうから 取って干し柿にしようかと思う 10月、雨も止んでいよいよ干し柿の季節の到来である 2026.10.1 今日から10月。朝から珍しく快晴。 天候も少しは秋らしくなるのであろうか。 めっきり読書量が減った。時代小説を卒業したからだが、おかげで名古屋のアジア大会の色々な種目を見ている。日本人の活躍を見るのはやはり楽しい。 9月の 【活動の記録】と【読了図書】を記しておこう。 ******************************************************* 【活動の記録】 9月1日 夜、 金谷宿大学教授会。 9月2日 夕方 、河村泰子先生通夜 。 9月4日 午後 、 駿河古文書会出席。 9月9日 午後 、まきのはら塾「古文書解読を楽しむ」 講座(講師)。 9月10日 午後、 掛川古文書講座受講。 9月12日 午後、「静岡の考古学と歴史」講座受講。 9月13日 朝 、 竹下大井神社清掃。後、竹下6班会合。 9月18日 午後 、 駿河古文書会出席。 9月19日 午前、 金谷宿大学「古文書に親しむ(初心者)」講座教授。 午後、金谷宿大学「古文書に親しむ(経験者)」講座教授。 9月26日 午後、 金谷郷土史研、「竹下村誌稿」講演会、第4回(講師)。 9月29日 午前、 斎藤医院、定期健診。 8月25日 午後 、 駿河古文書会基礎コース(講師)。 【読了図書】 読書:「 鋼鉄のレガシー 」 堂場瞬一 著 読書:「琉球布紀行」 澤地久江 著 【解読本】 蕉園渉筆(漢文)上 小島 蕉園著 (解読本11冊目) 現在作業中のもの 蕉園渉筆(漢文)の続き (当ブログに連載中)